[コラム] GWは現在を「感じ」未来を「考え」てみた
みなさんゴールデンウィークはどのようにお過ごしになりましたか。私は毎年この時期には遠出をすることはありません。Jリーグのホームゲームが組まれていたり、母の誕生日が連休中にあったりするので、地元を離れないことが多いのです。それでもまとまった時間が持てますので、普段できない「感じる」ことと「考える」ことに時間を使うように心がけています。
「一年の計は元旦にあり」とも言いますし、それらは本来お正月休みにするのが良いのかもしれませんが、だいたいお正月は朝からお酒を飲んで、サッカー天皇杯決勝や箱根駅伝を見ながら、だらだらと過ごしてしまいます。なので私の場合はゴールデンウィークが良い機会になっています。会社も5月は新年度を迎える月なので、そういう意味でもこのタイミングは貴重です。
【1】現在(いま)を「感じる」
「感じる」といっても、いったい何を感じるのか。自然豊かな場所へ出かけていって、忘れてかけていた子供の頃の感覚を取り戻すのも、美術や音楽に触れて五感を目覚めさせるのも、GWの「感じる」過ごし方としてはすばらしいと思います。日頃そうした時間をなかなか持てないビジネスマンの方々にとっては、休暇時間のリフレッシュという意味合いは重要でしょう。
ただ、私の場合は前述のように地元を離れて遠出をすることはないので、このようにリフレッシュの時間を過ごすわけではありません。
では、何をして何を感じるのか?というと・・・
普段の生活の中ではあまり訪れることのない時空間に身を置き、いつもそばにいる「人々」とは違う「人々」を観察しています。例えば50代の私は、普段アキバやシブヤといった街にはあまり出かけませんが、この時期にあえて行ってみたりします。すると休日のマルキュー(渋谷109)には女子高生の姿はなく、近県?からやってきたらしい小中学生であふれかえっていたりして驚きます。普段仕事でよく歩いている銀座や六本木にしても、この時期に行ってみると、平日とはまったく違う層の人々がいます。
インターネット、特にソーシャルメディアのおかげで、異世代の人々との交流は増えていると思いますが、リアルの場でそうした人々の行動を観察するのはまた違った発見があります。簡単に言うと「現在(いま)」を感じることができるのです。
特に、毎日自宅と職場を往復し、同じ会社、同じ業界、同じ地域の人々としか交流がない生活をしている大手企業のサラリーマンの方などは、自分がスタンダードだと思っていることが、時代の流れに取り残されていても気がつかない危険もあるように思います。ぜひ、みなさんも現在(いま)を感じる時間をお作りになってみてください。
【2】未来を「考える」
さて、現在(いま)を感じた後は何をするのかというと、未来を「考える」のです。「感じる」ことと「考える」ことの大切さについては、今まで何度も触れてきましたが、社会人にとって仕事以外の場面で「考える」というのは意外に少ないような気がします。
また、「考える」ことの中身ですが、多くの場合は何らかの問題・課題に対する解決策(ソリューション)を考えているのではないでしょうか。
実は私自身も、以前はコンサルタントという仕事は、クライアントが抱えている問題・課題に対する解決策を共に考えるのが大切なのだと思っていました。しかし、最近は少し違った考えを持っています。現代のように時代の流れが早い社会では、その時点での問題・課題についてあれこれ考えても、解決策が出て来る頃には、当初の問題自体が問題ですらなくなっていることも多いのです。
そうしたクライアントの抱える問題・課題の多くは、すでに解決法が確立されている場合も多くあります。つまり、自ら考えずともすでに答えを知っている人を捜せばよいのです。インターネットや人的ネットワークを通じて、そのような人を捜すのは簡単ですし、お金さえ払えばすぐに答えを教えてくれます。それならば、貴重なあなたの「考える」時間を無駄にすることはありません。
しかし、お金を払っても答えを買えないコトもあります。その一つが「未来」ではないでしょうか。自分の人生やビジネス、あるいはもっと大きく人間社会や地球の未来については、やはり自分自身で「考えて」みるしかありません。もちろん、そのためのヒントをお伝えしたり、考えをまとめるお手伝いをしたりということは、私たちコンサルタントの仕事なのですが、最終的にはご自身で「考え」、行動に移すしかないわけです。
現在(いま)を「感じ」未来を「考える」。ぜひ、あなたも実践してみてください。意外な発見があったり、ワクワクしたり、楽しいですよ!
私がどんな現在(いま)を「感じ」、どんな未来を「考え」たかについては、また次回お話させていただこうと思いますので、どうぞお楽しみに。


































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